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ただひっそりと・・江戸の昔から

9月の連休に訪れる予定でしたが
台風がやって来たりの雨降り続きで、月末へと延期に。

そこは、京都・高雄の山の奥。「秘境の池」と云う名に惹かれてしまったのです。
標高400mほどの山上の池・沢の池。池と云っても人工池なのですが
江戸時代、周囲の山から流れる水を堰き止め
灌漑用にした周囲1.5kmの「ため池」・・・・「沢の池」
この池から流れ出る水は、菩提川ー清滝川ー保津川そして桂川へと。

JRバスに乗り、高雄・槇ノ尾まで約50分
降りたバス停付近には・・・コンビニはおろか、なにもお店がも無!!
どうする? 山に入る前に、トイレに行かないと。
あっ、高雄三山の一つ「高山寺」が徒歩5分ほどの距離に。
お寺にならトイレもと・・・ちょっと寄り道をすることに。


高尾・高山寺の参道

まだ観光客として京都に訪れていたころに
高雄にも来たのですが、大分以前のこと・・・・・
神護寺? 西明寺? 高山寺?どこへと訪れたかが曖昧です。
この苔に覆われた静寂の中の参道は、多分初めてかも

高山寺・苔の参道

高山寺・仏陀の足跡

高尾・高山寺開山堂

「高山寺」には世界遺産となっている「石水亭」も拝観できるものの
それは拝観に時間がかかるので断念。次回にまた。
トイレ、拝借しました!!さ、山道の入り口まで戻ります。


林道の滝

歩き始めた林道は、いきなりの坂道
小さな渓谷のような流れに沿って登ります。
雨降りが多かったからかしら、水量もかなりの量
林道ですから道自体は悪くないのですが・・・なんで、この急勾配!?

倒木の苔

倒木の苔の美しさに、水音に、鳥の声に励まされて、せっせと登ると
狭くて険しくて急傾斜の山道が!
そう、ガイドマップにも一部険しい山道ありと・・・・

急勾配の山坂道

どこがぁー!! どこが一部なのですか!?
水が流れてくる急傾斜の山道、えっ!まだ先に続いています!!
ふぅー! ひぃー! あわわっ!! もうね、笑うしか・・・


やっと道が開け、平坦な木立の道に。 もうすぐ!!

池までの道

まるで、まるでキ鏡面のように山や木々を映している水面に感嘆です。
池の傍に一人の若い男性がディレクターチェアーにかけていました。
彼はもう何回も「沢の池」を訪れているのだけれど
これほど静止をし揺るがない水面に出会ったことは無いと。
あなた方、すごい幸運ですよと聞かされたのです。
高山寺に寄り道をしたのが幸いだったのかも!!

ひっそりと、ただただ静かに水を満たしている池。
それだけでも険しい坂道を登ってきたご褒美と思っていたのに
見つめる水面の先が、キラキラと白い光の柱のように輝きはじめ
見る間に広がり、それは美しい光の帯を見せてくれました!!
男性も、おー!とカメラで撮りまくっています。
風のいたずら・・・・それも粋な、素敵ないたずらに惚れ惚れ。

刻々と姿を変えてくれる池の水面に、時間を忘れました。

山上の池・沢の池 1

山上の池・沢の池 2

池の周りには、何もありません
売店も、看板もトイレさえ。 外灯すらありませんから、むろん電線も。
なので、時代劇のロケに使われるのも多いそうです。

お昼も食べて、これから山を下り鷹峯方面へと戻ります。
ふ、ふっ・・・・帰り道もかなりの傾斜の下り坂。
流れの水音を右に左に聞き、足元の水の流れに気を付けて
ゆっくりと下って行きました。

苔の柵・山の下り坂

下りの山道

渓流のカエル

水際でカエル君とも出会いました。

里に降り立ち京見峠方面への分岐点、そちらから鷹峯のバス停へと
それが・・舗装はされているものの、とてつもない急な上り坂の前で躊躇!!
ハー フゥー オェー  でもやっと登り切ったところで
上から下りてきた男性に鷹峯への道を尋ねたのです。
「この先の二股を右に行くんだよ。必ず右にずーっと行くように」
教えていただいた通りに、その道に向かっていきました。
途中で、10数人の男女のグループと出会い、こんにちわ!ご挨拶。

そう・・・なぜかその時、もう一度道を確認しなくてはとの勘が
良かったのです! 先ほどの男性が教えてくれた道を進んでいたら
何もない山の中へと迷い込んでいたとのこと。 プチ遭難?
そのグループが、鷹峯バス停に向かうから付いて来るように言ってくださって
結局は、大変な思いで登って来た急坂道を下るはめに。

とっても辛かった、厳しかったのですよ! この下りが
足が絡まりそうで。グループの女性も一人転んでしまった!


平地に出て、歩くこと十数分。
「さ、その坂を登り20分も歩けば鷹峯のバス停ですよ」
また・・・坂を!? で、右側の標識には「金閣寺2km」
鷹峯のバス停に拘っているわけではないし・・あの坂を!
ここで、グループのリーダーにお礼を言い別れました。

平坦な道を金閣寺」方面に歩いている途中で、行き先変更。

鷹峯「しょうざんホテル」


「しょうざんホテル」を発見で、一目散に「カフェ」へと
グイグイ飲んだアイスコーヒーの、なんと美味しかったこと!!

スタッフの方に市内へのバス停を伺い、そこから乗車です。


先に道を尋ねた男性が勘違いで異なる道を教えたのか
「右だよ。必ず右だよ」と念押しをしたのは悪意なのか
それは・・・・もうわかりません。
ただ、グループのリーダーの方が教えてくださったこと
『道を聞くときは、一人ではなく、必ず二人に確認すること』
これからも、その教えを実行しようと思っています。


とんでもない山坂道との遭遇もあったけれど
何百年もの間、山と木々に見守られている池での
自然との一体感は素晴らしい時間でした