物語、生まれそうな家
この全く趣の違う2つの家。
前を通るたびに、どんな方々が住んでいらっしゃるのだろうと・・・・
■ 細工の美しさに惹かれて。
玄関の前に立ち「こんにちわ!」と声をかけたら、
真っ白な割烹着をつけた着物の女性が出ていらっしゃるような・・
あー もしかしたら、色白の書生さんが?・・・
注釈もコメントも入れずにおきますね。
家の一部分を撮らしていただいたのですが(通りから、かろうじて見える)
ごめんなさい!撮り難くて敷地内に数歩侵入。
ちらっと見える母屋と離れを繋ぐ渡り廊下の凝っていること!
下は水の流れがあるのですが、残念! 撮れません!
気がついてくださった? この木製のポストを!
タイルの色味も、なんといい感じでしょうか
■ この蔦、何十年ものでしょうか。
門のノッカーを叩いたら、びしっと黒の上下に白手袋の執事が。
威厳のある声で「ご主人様との、お約束はございますでしょうか?」
(ええっと、今、「ローク家」の執事・サマーセットを思い浮かべてしまった)
とても、とてもお家を丸ごとは撮れないのですよ。
正面の広い木の門は固く閉ざされているし、
テッペンまで写真に収めようとしたら・・・ズ、ズーッと離れないと。
(そこまで引ける道路幅は、ありません!)
下に見えている手摺は2階部分なのです。なので・・4階建て!あれ?5階?
一番上は、まるで展望室のよう。ぐるりと囲んだヴェランダまであって。
夕暮れ時に、そのヴェランダの手摺には数羽の鴉がとまっているのです。
家のこの面しか撮れないのですが、蔦が一番密生してない面ですね。
他の家の面(見える範囲)は、びっしりと蔦に覆われ・・・
すごくね、謎めいた感じがするのですよ。
通るたびに・・・想像やら妄想をさせてもらっているのです。
今に、物語が書けるかもしれません。(これも、妄想!!)