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宿場町に咲く水中花

醒ヶ井散策

米原から一つ先の駅。 醒ヶ井
ここは中山道の宿場町で、清流の中に咲く梅花藻とハリヨの生息地
行かなければ!! 8月の下旬、訪れてきたのです。

駅前に降り立ち、うわっ、何もない!第一印象がそれ。
お店も無ければ、コンビニだって見当たりませんよ
で、これは素敵な時間が過ごせそうと、ワクワク度が急上昇!

ヴォーリス・郵便局

道なりに歩いての最初の出会いは、「旧醒井郵便局」(今は醒井宿資料館)
そうそう、この建築は近江八幡に幾つか残る、あのヴォーリスの設計でしょ。
大正時代に建築され、昭和48年まで郵便局だったそう。
道を挟んでの、どっしりとした構えの建物は何?

鬼瓦の玄関

「松尾寺政所」は松尾寺の社務所?みたいな所
本殿は、後ろの松尾山山麓に建てられています。
この重厚な玄関は、明治26年に竣工された
「醒井尋常高等小学校」の玄関を移築したと。 彫物や鬼瓦が素晴らしい!

突き当りが、いよいよ地蔵川沿いの宿場町。
この地蔵川に沿って、名水や梅花藻を楽しめる散策です。


なんて透明で澄み切った川の流れなのでしょう!
水温が一年変わらず14度の清流でしか育たない梅花藻
その梅花藻を産卵場所としている絶滅危惧種ハリヨ
さ、歩きますよ。 地蔵川沿いと宿場の街並みを。

地蔵川・西行水

西行法師のゆかりの清水の場所。
ちょっとした逸話があるのですが・・・長いので又こんど。

地蔵川と梅花藻

ゆらゆらと水の中で揺らいでいる白い小さな花
梅花藻の名の由来、梅の花によく似ている5弁の花びらを咲かせています
てんてんと紅色が散っていますが、これは百日紅の花なの
川沿いには百日紅の木が多く植えられ
白い花の梅花藻に彩りを添えていて、きれい。

梅花藻

ほら、可憐な花でしょ。 梅花藻って。

地蔵川と十王水

天台宗の僧・浄蔵貴所によって開かれた「十王堂」の所縁「十王水」

多くの旅人も通ったのでしょう。参勤交代の大名行列だって。
それを眺めてきたのでしょう、この街並みは。
時間を巻き戻したような、ゆったり感が流れています。

宿場町・醒ヶ井

昔の宿問屋

スピッツ君

地蔵川沿いに戻りますね。 
冷たそうな水にそそられて、手を浸したくなった時に
出会った真っ白な美犬。スピッツですよ!!

幻の魚・ハリオを見ようと、水面に身を乗り出している人

梅花藻を眺めながら、地蔵川に佇んでいる人

梅花藻とハリオ

地蔵川で写真

そして、水琴窟の涼やかな音色を聴いた「泡子塚」

清水と石地蔵

醒ヶ井・水琴窟

地蔵川の水源「居醒の清水」 と 「賀茂神社」が散策の終着地点

賀茂神社

居醒の清水と周辺

鈴鹿山系の北端の霊仙山には鍾乳洞などがあり、その伏流水が
長い年月を経て麓から湧き出ている居醒の清水
それが梅花藻の咲く地蔵川の源泉なのだそう。
昔、伊吹山の神・大蛇と闘い毒にあたったヤマトタケルノ命が、
この清水で身体を癒したと言い伝えられているそうです。
「平成の水百選」に選ばれている、居醒の清水。

すっかりと魅せられて歩いた、小さな宿場町。


お腹が空いてきました。
駅へと戻る途中の「かなやkitchen」は、鱒寿司と蕎麦の定食が美味しいとか
満員だったので少し順番待ちをして、いただきました。

蕎麦と桝寿司定食

そう! 心地の良い時間を過ごせた宿場町醒ヶ井。

また訪れようかと思っているのです。
なぜならね、地元の方が「あそこは素敵ですよ、是非行ってください。」
「ツアーガイドなどには梅花藻は8月までが見ごろとあるけれど、
9月に入ると地蔵川の水位が下がり、梅花藻が立ち上がるから」
お薦めは9月中旬。そしておすすめ場所は七湧水の一つ「天神水」
今度は、そちらにも足を延ばしてみます。

地蔵川とミニ水車





巨大杉群落の森を再び・・・

片波川源流に息ずく巨大杉群落の森

巨大杉群の山歩き

三度目になるかもしれません・・・
この森の中を訪れるのは。 久々の再会をワクワクして迎えた当日。
初めて巨木群に出会った、あの日の感動と驚愕がまざまざと思い出され・・
二回目の再訪は、途中の山道の数種のキノコ達も交えた新発見があり・・
そして3回目・・・杉群落の森迄への山歩きコースがすべて違うので
楽しみと再会への思いで、小さな胸は膨らみっぱなし!

多分、言葉はいらないのではと。 
ご一緒に会いに行きましょ。 伏条台杉の巨木群の森を。

巨大杉群への登山口

片波川の透き通るような清流に沿って進んで行くと、登山道の入り口が。
数日前に降った雨のせいか落ち葉の下は、かなりズブズブの水が!!
階段登りや、幅2、30cmしかない崖路に倒木に阻まれる道。
でもね「京都府自然 環境保全地区」指定ですから、手入れはまずまずか

巨大杉群への山道

急勾配の道も登りました。 滑りやすい山道も登りました。
まわりが開けてきた森の中に、何百年も時を経た杉の群生が!!

さあここからは、アシウスギと呼ばれる伏条台杉に会ってください。

巨大杉群の山中 1

巨大杉と恐竜

昇り竜の栗の木

根元から大きく傾いた幹が光を求め天にと延びだしたのか・・・
「登り竜の栗の木」と名付けられた栗の木が。生命力の素晴らしさ!!

杉群の山中 2

巨大杉 1

巨大杉 2

巨大杉 3

屋久島の「縄文杉」にも勝るとも劣らないのが、「平安杉」
幹回りは15.2m。 この西日本屈指の森の最大級です。

この流域一帯は、古くから平安京の造営時や御所造営時には
膨大な量の建材を供給したのだとか。 そして、鎌倉、南北朝時代
林業技術発達で、1本の木から多くの材が取れるように
台杉仕立てが盛んにおこなわれていたのですね。
当時の「山国杉」が品質改良を繰り返し、「アシウスギ」天然杉へと。

平安杉

巨大杉 平安杉

落雷の巨大杉

この巨木たちには「森林インストラクター」の方々が付けたのでしょう
「谷守杉」 「舟形スギ」 「大櫓杉」など、私も密かに名付けた巨木も。

杉群の原野

まだ少し紅葉の葉を残した巨大杉群の原野
森や原野の息ぶき、千年にも近く聳え立つ巨木群の鼓動

ありがとう!! 受け止めさせていただきました。

(注) この源流域の巨大杉群の森は、個人では入れません。
「森林ガイド」 「森林インストラクター」の同伴が必要です。


新緑の中の石仏巡り

眩いばかりの新緑に溢れている山中。
柳生街道を歩<ことにしたのが、G.W.の一日。
柳生・剣豪の道からのスタートだと、長距離&長時間が。
で、今回は忍辱山(にんにくせん)の古刹「円成寺」からにと。

近鉄奈良駅の9時41分のバスに乗り遅れたら・・・・次は12時。
ええ、早起きをして紅音のお散歩もさせて出発です!

忍辱山・円成寺 

天平勝宝8年、聖武・孝謙両天皇の勅願で開創だとのこと。
応仁の兵火で焼失するも、すぐに再興をしたそうです。
江戸時代には、寺中二十三時、寺領三百三十五石を有する寺院だったのですね。
総桧皮葺の楼門も静と凛を漂わせて素敵な造りでした。
本殿の国宝&重要文化財指定の仏像にも惹かれましたが・・・・
内陣中央方形にある4本柱に描かれた極彩色の二十五菩薩は
一見の価値ありですよ。(まだ極彩色は偲ばれます)

円成寺・楼門

円成寺・本殿内の仏像

円成寺・庭園

お寺の共同墓地の前に街道が通っているので、まず墓地に向かいます。
墓地の入り口にはお地蔵さんが並び、とても柔和な素敵なお顔の方も。

円成寺・墓地の石仏

柳生街道への入り口道

思いの外、山道らしい山道!

かなり急坂だし・・・・  水の流れ道のような険しさだったり・・・・

そのまま道を歩けば尾根つたいの山道に入ります。
シーン!! 静かな空間に風のそよぎだけが!

柳生街道の山道

陽の光を跳ね返してくるような木々の緑が溢れています!!

山道の新緑

山の新緑 1

柳生街道の山道 3

ふぅ〜!! って息を吐いたり、整えたりで登りましょ。 この階段。

ここを登り切れば・・・・茶畑の里へと(そこで、お昼の食事かしら?)

柳生街道の山道 4

いきなり視界が広がって、田園風景に和まされてしまった。
そう、ここで、喧しいカエル達のお喋りを聴きながらの昼食。
食事休憩後は、石切峠の「峠の茶屋」まで一本道。

茶畑の里と伊勢灯籠

江戸時代創業と云う「峠の茶屋」
柳生道場に向かう武芸者達も、ここで一休みをしたのでしょうね。
中には、槍や神道無念流の武芸帳などもあるそうですよ。


石切り峠・峠の茶屋

この茶屋から「首切り地蔵」方面への崖に沿った山道に入ります。
幅30cmほどの道。鎖が崖に打ち込まれていてサポートを。
なんて、素晴らしい!! うわぁー 美しい!!
目の前に現れた巨岩の渓谷。青い苔に覆われた景観の見事さ!
流れている空気、風、何もかもが心を奪われてしまいます。
橋の上に立つと、透明感?清涼感? とにかく身体ごと包まれているよう。

柳生街道の渓谷

名残惜しげに渓谷を後にして、地獄谷石窟仏に会いに。
滝坂道には、途中途中に幾つもの石仏があるのです。
山の中の木々の間を抜け山道を下り・・・・巨大杉まで、もう一息。

地獄谷・石窟仏

柳生街道・木々と山道

水音は・・・・いつでも疲れを癒してくれますね。

周囲の森の精の手になるオブジェのような木々にも、嬉しくなってしまいます

杉の巨木

滝坂道は、石畳が敷き詰められている渓流に沿った谷あいの道。
平安から鎌倉時代にかけては南都七大寺の僧たちの
修行の場であったことから、樹林の中や道には石仏が多いのでしょう。

荒木又衛門が試し切りをしたという「首切り地蔵」も、ここに。

滝坂の道・首切り地蔵

そして川向に立つ磨崖仏の「朝日観音」

滝坂道・朝日観音

この後は、「夕日観音」を経て
奈良「春日大社」の参道へと合流の道を通り奈良駅へ。
公園では鹿さんたちが思い思いに寛いでいたり
その姿に、人が寛がせてもらっていたり・・・・


とても美味しい空気を吸いました!
輝く緑のシャワーを浴びました!
鳥やカエルや、風の音に心地良さが!!

こういう時間の過ごし方、大好きなのです!!

木の根道を堪能!!

数日前からの雨マークの天気予報。
前日だって・・・・雨マークは傘まで開いていた、その日
もう、中止か延期するしかないかなと思っていたのです。

あっ、朝は霧雨だし空も明るくなっているようだしと
40分ほど出遅れてのスタートでしたが・・・いざ、大文字山へ。
(大文字山は、あの五山の送り火「大」の火床の山です)

JR山科駅or京阪山科駅から「毘沙門堂」 「山科聖天」へと。

途中、住宅街の道端で野の花が手向けられた石仏を発見

道端の石仏

「毘沙門堂」は桜と紅葉の名所として知られている古刹です。
春、満開の枝垂桜の頃に訪れたことがあるのですが、見事!!
堂内には、だまし絵の杉戸や襖絵などもあり一見の価値ありですよ。

毘沙門堂

今日の目的は「大文字山・山頂」なので、こちらも「山科聖天」も
さらりと立ち寄りということで・・・・
まるで波紋のように見える大木の表皮に、思わずパチリ!
「山科聖天」のすぐ傍の林道から山道へと。雨は止んでいます!!

木の幹の波模様

山科大聖天

ずーっと小さな沢に沿っての上り坂が続きます
前日も雨降りだったせいか、けっこう水量が多くなっているので
その流れの音、段差を落ちる水音が、なんと心地良い響きなことか!

沢沿いの山道

人面のような岩

苔に覆われたこの磐を見た時に、
あれっ! 人か妖しかはわからないけれど顔、顔の重なりですよね!
まるで足元の小さな子を抱いているような、守っているような・・・
こういう不思議さがあるのが山の中の魅力なのです。

山頂を目指しているのですから、登りは当然なのですが
急な斜面の登りでは、何度となく手前で深呼吸
一度、足がもつれフラーッてして座り込んでしまったのです。
しまった!甘味モノを持ってくるのを忘れている・・・・
一片のいただいたチョコレートと水分補給で、たちまち回復です。
私、血糖値が低いものですから朝食はすでに消化をしていて
多分お腹の中が空っぽだったのかもしれません。
この頃、雨も降りだしてきていたのですが、
山道の両側の樹木の枝と茂った葉が、いい塩梅の傘替わり

上りの山道

登って、登って、もうすぐ山頂

着きました! 山頂の三角点を見つけて、頂上だぁ〜!って。

到着した時の数分間、市内一望の眺望を見せてくれたのです。
本当にね、この写真を撮る数分間だけ。
この後は今日一番のザーザー降りで、枝を張った木の下に避難
ふ、ふ・・・傘を差しながらのお弁当を食べるのって難しい!

大文字山・山頂

山中の紅葉

そそくさとお昼を済ませ、霧も出てきたことだし下山しましょ

最初のプランは「日向大神宮」を経由して蹴上へだったのですが
雨の天候で辺りも暗くなりかけてきたので、無理をせずルート変更です。
残念だけど「南禅寺」への直接ルートを選んだのです。

今度はひたすら下るこの道に、私はトキメイテしまいました!
素晴らしい木の根道です!! 鞍馬の木の根道の比ではありません!
坂道に強靭なウネリの木の根が、まるで生きもののようです!
雨降りなんて、どこかにすっ飛んでしまうほどの嬉しさで
一歩一歩を楽しんで下ってきたのです。 

木の根道 2

木の根道 1

シダの群生の道

前方になにやら赤い橋がボーッって見えています。
おや!? 数人の人影も見えています。
林道から山道に入っては、だれ一人会うことのなかった山中でした。
「南禅寺・奥ノ院」ですか・・・知りませんでした。その存在を。
奥ノ院に来ていたのは外国人の方々ばかり、一人だったり数人だったり。
日本人の私が、外国からの参拝者に教えていただきました
つたない英語で、「南禅寺」はどう行くの?と聞いてしまう次第。

南禅寺・奥ノ院

蹴上のインクラインに到着。
大津・京都間の物流の一端を担っていた琵琶湖疏水。
水路の高低さで船が航行できないため、船をそのまま台車に乗せ
この上を輸送していたのですって。

蹴上・インクライン

「南禅寺」界隈は、観光客でわんさか状態。

雨降りだろうと、観光日程は予定通りですものね。

8分ほどの仕上がりでしょうか、モミジの色づきは・・・・・

南禅寺界隈の紅葉

5時間弱の山中歩き。

座ったのは僅か15分ほどの昼食時間だけで、歩きっぱなしでしたが

ちっとも疲れを感じなかったのは、多分あの木の根道で出会ったから

とっても清々しく豊かな気分で帰路につけて大満足!!

古刹神社から滝へ

天下分け目の戦・天王山周辺には
歩いて楽しむ山麓や山裾のコースが幾つかあるのです。
太陽は気まぐれに顔を見せるけれど、花曇りの休日
山の上にある古刹の神社から滝へと続く4時間弱のコースを歩きました。


スタート地点の駅から10分ほど歩くと、奈良時代の駅跡でもあり
南北朝時代の武将・楠正成が息子・正行との別れの地といわれています。

正成親子の別れの地

ここから名神高速道路に沿って歩くはずなのですが・・・・
そこまでの道を、何人の方々にお尋ねしたことか。
後からわかったことですが、樹木が生い茂り高速道路が見えなかった!
教えていただいた神社への路は、秋の実りの稲穂が見事。

稲穂の実り

可愛いナスの花が咲く畑も

ナスの花

目印の消防本部を通り過ぎれば、もう1本道の山道
坂道を登って、登って・・・・参道に続く林へと到着!!
両側のこの林は
大阪府の天然記念物に指定されているツブライの林だそうです

神社の古木並木

飛鳥時代の創建といわれる古刹の「若宮神社」

古刹の神社 メルマガ

林を通り抜けると・・・・おー! この階段は何段あるのかしら!?

神社境内

神社の境内のベンチに座り、やっとお昼ご飯を。

神社の際からは眼下に広がる大山崎や向日市の街並みや
「石清水八幡」のある男山も眺めることが。

そしてここからは、淀川へとなる三川合流が見られるのです。

宮司さんが社務所から出てきて、教えてくださった(親切!)
広く高い位置にあるのが木津川、隣が宇治川、そして桂川
(残念ながら写真は不鮮明で、お見せできなくて・・・・)


社務所の裏側の坂を少し下ると「尺代」への路が。

集落への入り口

「尺代」は市街地からは奥深い集落と聞いていました。

竹藪の細い山道を通りながら、山の集落への期待感が増してきて・・・

竹藪の山道

山道を抜け行き着いた集落は・・・・あれぇ? 新しい家々が立ち並んでる!

膨らんでいた山里の集落の想い、バキッ!と音をたてて折れてしまった。

さてと、ここからが道に迷い着くはずの「水無瀬渓谷」には出られず
渓谷まがいの水の流れに沿って滝へと向かったのですが
標識も無し、人の姿も全く見ることなく・・・どっちへ向かったらよいの!!
住宅街に紛れ込んでしまったりもしたけれど
やっと出会えた住人の方の親切な案内で、どうにか。


トンネルを出たとたんに肌に触れる空気が変わります。
山道に入った時もそうでしたが、空気感は一変するのですね。
水の落ちる音、流れてくる風のひんやり感、疲れは飛び散り!

水無瀬の滝

滝の周辺

十分に滝からの「気」をいただいて、心身心地良し!!

帰り道に「東大寺春日神社」の名前に導かれて寄ってみました

春日神社

何度かの移転を強いられた神社のようで、今はひっそりと佇んでいますが
枯れた紫陽花の大株と、左右の獅子の眼光の鋭さが
とても印象に残っています。

サントリー山崎蒸留所

ちょうど一駅分を後ろの山道を通り、終着は「サントリー山崎蒸留所」

あちこちで道に迷ったりしたけれど

出会った土地の方々のやさしさに助けられて、いい時間がもてました。

ありがとう!! きょうも感謝です


花・つばき。つばき寺を訪れて。

つばき寺散策 見出し

そう、近くの神社にだって、数件先のお家の庭にだって「つばき」は見かける。
紅色、乳白色、ピンク・・・・色や花の形が少し違うのがあったにしても
「あー きれいな つばき!」って、どれも「つばき」での一括り
ふと目にした新聞記事。240種類の「つばきの咲く寺」
ウズウズと心が動き、訪れてみることに。

「浄安寺」、お寺の門の前で首を傾げてしまいました。
それほど広いお庭も無く、本殿もこじんまりの小さなお寺です。
一歩足を踏み入れた時から、あちらこちらに椿の木があり、花も開いている。
でも・・・・ここに本当に240種類以上の椿の木が? どう見たら良いの?

その時に、本堂の方からお声が
「どうぞ、お上がりください。お花、ご説明をしますから」

つばき寺 本尊

こんなに素敵な つばき の見せてくださり方・・・・あったのですね。
本堂内には数人の方々が集まっていらして
ご住職の奥様が自ら活け、一輪一輪を愛おしそうに紹介をしてくださるの。

つばき お寺散策

一輪の つばきの花。添えられた一枝。それぞれに異なる一輪挿しの器。
その前には達筆な毛筆での花の名の短冊が置かれているのです。

つばき散策

白いつばき お寺散策

つばき寺 散策

活けられた つばきも、茶花のように添えられた枝も全てが境内での自生
なんだか・・・風雅な時を過ごしているような気すらしてきていました。

境内のお庭に出て椿の木や、木々の間を歩いていても
つばきの花の味わい方が今までとは違います。

つばき寺散策

つばきの種類 散策

つばきのお寺

思いがけない「つばきの花からの、おもてなし」をいただけて
この日の春の陽光のように、心の中にも温かさが。

ご住職の奥様が作られた「浄安寺・つばき名の一覧」

つばきの種類






山城を偲ぶ石垣

高取城散策記 三大山城

日本三大山城の一つ・高取城。その中で最も高く標高五百八十三メートル。
吉野山系の急峻な山頂に築かれた山城。
現存する石垣を、どうしても見たくて・・訪れてきたのです。


大和平野と吉野を結ぶ土佐海道。
高取藩の城下町として、壺坂寺の参詣道として栄えたとか。

山城・高取城は、その壺坂寺から山道を登ります。
この日は、滋賀県立大学教授が探訪のナビゲータをしてくださったのです。
少し長歩き。ご一緒に偲びましょう、山城を。

散策記 壺坂寺

正式名称は京都清水寺の北法華寺に対し、南法華寺とというそうです。
浄瑠璃などの「壺坂霊験記」の舞台になったお寺。
でもね・・・お寺に毎夜お百度参りをしたという、お里さん
夜中に、こんな山の上のお寺に?街灯だってないのにですよ!

(舞台は壺坂寺ですが、実際は街道沿いの信楽寺へのお百度参り。
お里沢一のお墓もここにあります)

お寺の横道からの山道を登ります。

散策記 高取城への山道

紅葉が散り落ちたこの時期のが、石垣がより良く見えるととはいえ・・・
山道に積もった枯れ落ち葉が急で、所により狭い道を歩きにくく。
教授は背が高く大柄な男性。歩くの、早過ぎです!!
私は、途中で何度も足を止め呼吸の調整をしたのですが
60代後半ぐらいの男性方がスタスタと。 く、悔しいです!が
木々の間から垣間見える石垣に力を得て、あー凄い!!

壮大です!! 苔むした高い石垣を見上げた時に
累々と築かれ広がる石垣の空間に立った時に、
感動!いえ、それ以上の感慨を与えてもらえました。

山城の石垣 散策記

天守閣の石垣 山城散策記

この山城は南北朝時代に築かれた可能性が高く、
城内には二十七に上る櫓が構えられた巨大な山城だったのですね。
高取城が最終的に完成をしたのは慶長年間だったとか。

山城の石垣 散策記

散策記 山城の石垣

高取城の本丸写真

本丸跡 山城散策記

本丸は二段に構えられ、天守曲輪や三層三階の天守に山荘の小天守が。
山城内には家臣が屋敷を構えて居住していたこともあり
数多くの井戸の跡がありましたよ。本丸にも井戸が掘られていて、
ここは覗きこんだら、今も清水が湧いていました。

本丸からの眺望

本丸跡からの眺望は、視界良好!! 広がりさ十二分!!

教授ときたら、完全なる「お城フェチ」なのですね
日本の城郭のみならず、世界の城を巡ってきているそうです
ここ高取城を初めて訪れ石垣の雄大さに虜になったのが15歳の時だとか。
それから何百回となく山を登り訪れているのですって。
なのでね、お城以外には全く興味を示さないの!
この眺望にも、無関心!! ただただ・・・石垣にウットリの様子。

本当は、もっと色々と伺ったり説明をしていただいたりしたのです。
でも私は、この雰囲気に浸るだけで・・・・
上手に解説はできませんので、たっぷり写真をご覧になって。

高取城 石垣

山城 石垣

二の丸の東側の水掘。西側は堀切。
山城での水堀があるのは、高取城だけだそうです。
防御施設であり、飲用水の確保でもあったようです。
静かな水面に映る木々は、美しくもあり切なくも。
水掘りへは崖を下って行くのですが
その坂道には無数の瓦や装飾的瓦が散らばっているのです
朽ちていった城郭や屋敷の残骸だとか・・・

高取城 用水

散策記 猿石

元禄年間に明日香村で発掘された猿石。運ばれてきたのは謎ですって。

帰りの道もアップダウンがあり、かなりの傾斜度。
こちら側から登ってこなかったことが、ありがたい!!
壺阪山駅へと向かう街道の途中の街道の民家に
明治初年に移築された高取城の火薬櫓が。これが残る唯一の建物。

散策記 城からの帰り道

移築の火薬庫

散策記 高取城の城下

高取って「くすりの町」として発展をしてきたのだとか・・・・知りませんでした!

もっともっと史的な内容(教授伝授の)ができたら良かったのですが
私には風を感じ、一歩一歩進んで登った山道や
目の前に現れた聳えるような石垣に圧倒された思いや
時間の流れを重ねてきた石垣の山城祉の空間に立てたこと。

行けて良かった! そんな思いで満たされた時間でした。

京都北部の名寺と美山・かやぶきの里

京都もだいぶ北部への紅葉散策になるし
もう時期的に遅いかしら・・・ 寒いかしら・・・の心配は無用でした。
穏やかな晴天に恵まれ、まだ散り落ちていない紅葉も堪能。

何回か訪れて、「お気に入り」の一つに入っている京北のお寺から、
日本の原風景と呼ばれる「美山・かやぶきの里」を経由する周遊バスがあり
観光バスでもなく、バスツアーでもないので、とっても気軽。


では、長めのバス乗車になりますが参りましょうか。

散策記・常照皇寺 1

正式名は「大雄名山万寿常照皇寺」 「常照皇寺」と略称をしています。
光厳上皇が庵として開き、歴代天皇の帰依により臨済宗の禅寺寺院になる
皇室ゆかりのお寺なのです。

菊の御紋と鐘楼

お寺の背後は「光厳天皇」 「後花園天皇」 「御土御門天皇」の陵があり
お寺周辺の広大な自然林は、宮内庁の管轄地。
宮内庁って・・・日本全国にどのくらいの管轄地を所有しているのでしょうね
多分、膨大!? いえ!なんの不満もございません!
そのお蔭で自然林が残されているのですもの

常照皇寺 散策記

常照皇寺 散策記3

方丈の中に入ると、他のお寺ではあまりみない天井からの吊りご本尊の座。
表側のお庭も、渡り廊下の山側のお庭も・・・素晴らしい!!

散策記 常照皇寺 4

京都 常照皇寺 5


常照皇寺 散策6

常照皇寺 7

常照皇寺 庭園

常照皇寺 庭園

常照皇寺 紅葉

そう、この境内の「さくら」の咲く春。多くの参観者がやって来ます。
私も見事な「しだれ桜」の時にも、訪れましたが。

天然記念物の樹齢600年の「九重桜」や御所からの株分けの「左近の桜」
一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」の名木があるので。




そろそろ、美山に向かうバスの発車時刻。
もっと、もっと、ゆっくりと過ごしてみたい時間なのですよ
山の御陵にも行きたかったし・・・・
渡り廊下で、お庭も眺めていたかったし・・・・
今度は「常照皇寺」だけへの時間を作ろうと・・・また訪れたい。


美山行のバスは終点まで乗り
そこから川沿いの道を歩いて「かやぶきの里」へと。
紅葉に彩られた山々をや並木を見る楽しみがありますもの。

散策記 かやぶきの里

美山 かやぶきの里へと

見えてきました!! もうすぐです。

かやぶきの里 散策記

散策記 美山 かやぶきの里

何度となく訪れている里。 小さな集落全部が散策をする里になっています。
日本の原風景として、最近は外国観光客も訪れる「かやぶきの里」
かやぶきの家を民宿にしたり、家の一角がカフェになっていたりと・・・
いくらかは観光用を意識はして変わっていますが
本質的には、里で暮らす人々の地であり、住居です。
前を通る国道は、昔の「鯖街道」の道筋です。

美山 かやぶきの里

かやぶきの里 散策

かやぶきの里 散策記

どーん!!と広がりのある空間に、空気もきれいですし
まだ美しい紅葉も、しっかりと見られての「紅葉散策」
心地良い休日を過ごすことができたこと、嬉しいです。

美山 日本の原風景


小さな山の、小さな雑木林で・・・

降りそうかしら・・・

いや! 薄日が射しているし、大丈夫かも・・・・

そんな天候を気にしながらも
それ以上に出かけて行きたい場所があったのです。

遠くではありません。
宇治川の背景となる小高い山・仏徳山。
雑木林の中には歩きやすい山道が通り、展望台へと続きます。

宇治駅に降り立ち、橋の上から見た川は濁流!!
「源氏ミュージアム」の庭を抜けて行くことに。

源氏ミュージアムの蓮

水面いっぱいにを埋める睡蓮の葉も花も
それはそれで美しい景観。
この庭の池で、一塊の睡蓮が花を閉じた後の
如雨露のような実を付けスクッと何本か立つ茎を見て
なんと清々しさを覚えたことか。
清涼感とでもいうのでしょうか・・・


雑木林の山道 1

この山道に入ってすぐに気が付きました。
木々に囲まれ、雨に洗われた緑に包まれ
セミたちの大合唱を浴びながら歩く。
私は、この空気感にとても餓えていたことに気づきました。
街中では息苦しくなる歩きも、軽さと楽さで足が動くのですよ。

誰一人いない展望台の東屋を占領!!
吹き上げてくる風の音と
頭上でバリバリ!って響くカミナリの音。
それがなんとも気持ちが良くて・・・穏やかな時の流れ。
展望台から見る宇治川。橋桁を叩くような勢いの流れですね。

散策 宇治川の山

「宇治上神社」の後ろの山を抜け、「興正寺」へと山道を下ります。
この道は急傾斜の箇所もあるのですが
樹木が生い茂る、私の大好きな道。
ほんとうに遠く山を訪れたような気にさせてくれる。

雑木林の山道 2

山道の趣向

ここが「興正寺」

散策 宇治川

後ろに見える山の中を歩いてきたのです。
「山」なんて言っていますけれど・・・・
まったく休憩を無く歩いたら、40分程度で歩けてしまうのですよ。
それを・・・・私は、道端の苔などにも立ち止まったりをして
1時間半ほどもかけて味わっています。

川沿いに出たら・・・
「天ヶ瀬ダム」が放水をしていることもあり
宇治川の流れは、いつも以上の水量に急流。

急流と朝霧橋

相変わらず、空からは地響きのようなカミナリの唸り!!

でも、雨粒は一滴も落ちてくることなく。

わずかな時間ではあったけれど、
「あー!!気持ちが良かった!」そう思える、時の流れでした。


比叡山の麓に・・・

もう遅いのかもしれない・・・・

比叡山の麓に位置するのですから・・・

そう思いつつも、この秋は訪れたかったお寺なのです。
友人からいただいたポストカード。そこには美しい庭の紅葉が
行きたい!! そう思うもう一つの理由も。
春、私が「終の棲家」と決めた「桜の木の下・樹木葬」
そこを運営しているお寺でもあるので、一度ぜひと。

京都の北、八瀬にたつ「瑠璃光院」。春・秋の特別期間のみ拝観が。
春は、樹齢100年を越える数百本の馬酔木の花が見事とか。
そして秋は、見事な紅葉の木々に彩られるのです。


大丈夫!!間に合いましたよ、紅葉。

比叡山 八瀬

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川べりを縁取る様々な色合いも、散り落ちて積もる葉も・・・晩秋の趣にあふれて

この川を渡る橋は、番傘が旅人を迎えてくれているのですね。

それにしても、気温が違い過ぎ! さ、さむ〜いです

散策 比叡山八瀬

紅葉散策 比叡山

もみじで敷かれた階段って、なんて風情があるのでしょうね。

「瑠璃光院」の入口が見えてきました。

瑠璃光院の説明板

山門をくぐった時から、「お寺」という感じはまったく受けなくて
そう、別荘? 別宅? 中へ入ってもその感じは変わらず・・・・
一階、二階の書院。一階から少し低く造られている茶庵。
本堂は見過ごしてしまいそうでした。一階の書院にあるのですが
ご本尊「阿弥陀仏立像」の前で数人のお坊様が読経をしていたので
あらぁ〜 ここが本堂なのですねと。

で、でもですね・・・靴を脱いでストッキングだけの足で歩くのが
板間の階段に床。もう痺れて来ていました。それほど寒い!

口も凍ってきそうですし、どうぞお庭をご覧になっていてくださいね。

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比叡山 八瀬の寺

瑠璃光院 瑠璃の庭

【Shop by K.i.】散策 寺の庭

瑠璃光院 臥龍の庭

このお寺には、趣の異なる三つの庭が。
「瑠璃の庭」 「臥龍の庭」 「山露路の庭」
「山露路の庭」は山門から玄関までを呼ぶらしいのです。気が付かず・・

カエデとイチョウの落ち葉

モミジ と イチョウの2色に分かれた素敵な階段を見つけました。
帰りは、この階段で「晩秋の美」を存分に味わいながら
吊り橋を渡って戻ります。 
燃えるような赤々とした葉を付けたモミジが、見送ってくれたのですよ。


紅葉のカエデ

いい時間を過ごすことって、いい思い出を残すことなのです。

「寒い! 寒い!」と言いながらも・・・心の中には温かい想いが湧いていました。


備後府中から三次へと・・・

ゴールデンウィークの喧噪も過ぎた5月の下旬
昨年に訪れた瀬戸内海の島へふたたび。今回は、一人旅。
島で出迎えてくださる友人がいるって、心強いのです。
真昼の太陽の光を受けた海の輝きに、こんにちわ!!


備後府中へと向かいます。「首なし地蔵尊」への参拝を、まず。
「病気平癒」の祈願とお守りを授けていただいた、お礼の参拝。
「ありがとうございます。おかげさまで・・・・・」と。



広々とした瀬戸内海を車窓から見ながら、車は三次(みよし)方面へと。
スーッと車が国道の路肩のような場所に停まったのです。
えーーここにも「首なし地蔵」が!それも6体も並んでいるのですよ。
府中の「首なし地蔵尊」にしても、このお地蔵さんたちにしても・・・・
どんなお顔をしていらしたのだろうと、想い描いてしまいます
そして、なぜ頭部を落とされてしまったのかとも・・・

奈良から柳生へと続く武芸者達が柳生道場へと通ったという山道
そこには「首切り地蔵」があるのですが、それはね一説があって
柳生十兵衛かな?荒木又右衛門?、一刀両断で地蔵の頭を撥ねたと。
腕試し? そんな罰当たりなこと、彼らがしたと思います?



友人が調べてくださっていました。 多分、このせいなのでわ?と。
そう、そういうことなのかも・・・
日本だけではないけれど、こうして壊され破壊されたのは取り戻せない!
「廃仏毀釈」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%83%E4%BB%8F%E6%AF%80%E9%87%88

三次の地って、ワインの産地なのですね。
ワイナリーが建っている場所は、とても広大なパークのようなスペース。
隣接には「奥田元宗・小由女美術館」が。両館ともに入ってみましょ。

美術館へは、この橋を渡ります。

奥田元宋・小由女夫妻の作品は、その名が付いている美術館ですから常設。
赤・橙・黄の色彩が目に飛び込んできます。 そして、月、渓谷の滝
館内は、撮影禁止。 なので・・・ご紹介はできないけれど

「風の画家・中島潔展」を開催していたのですよ。
氏は、京都・清水寺成就院の襖絵四十六面を奉納!
その襖絵の原画も展示されていて、見ごたえが。
「風の画家」、たしかにスゥーッと、フワァーと漂う風が・・・・
木の葉の揺れ、花弁の舞、着物の裾の乱れ

絵画とかまったく詳しくはないのです、私。 ですからド素人の印象ね。
描かれている女性や童の顔を見た瞬間に、与勇輝の人形が・・・
ほとんどの作品の中に、無邪気に戯れる子犬の姿があるのです。
探せば、どこかに子犬が。そして向日葵が。


パンフレットからの「イワシ」の作品。こちらも襖絵に。
イワシの目。この白目が怖いのですが、私には。 なにか深い意図が?
気に入って買ったポストカード。 向日葵。 ほら、ここにも子犬が。


この館内で私が一番に好きになってしまった空間なのです。 
背景に見える深い緑の木々 
静かに水をたたえた池。 無機質なコンクリートの柱。
ここはね、月見をする空間。 水に映る満月、絶品だそうです。
思い描くだけでも・・・・見てみたい!




お礼のご参拝をさせていただいた「首なし地蔵尊」
ゆったりと過ごせた美術館での時間。

瀬戸内海を見ながら・・・・島へと戻ります。
泊めていただいている、島の別荘へと。


この町の情緒・・・安芸 たけはら

尾道から広島方面に向かう海岸線。 呉市の手前に、その町はありました。
「安芸の小京都・たけはら」そう呼ばれている町なのだとか・・・
どんな町を見せてもらい、歩けるのだろうかと・・わくわく!!

平安時代、京都下鴨神社の荘園として栄えた歴史背景から
「安芸の小京都」と呼ばれるのだとか・・・

でもね、歩いてみてわかるのです。
ここは小京都なんかではないと。
あえて京都なんて名前はつける必要なんてないと。
「江戸時代への思いを馳せる町。安芸のたけはら」 そう感じました

では、歩き始めましょう。たけはらの町を。
「道の駅たけはら」、そこからの散策ですよ。


製塩、酒造業で栄えた町には、当時の豪商屋敷や由緒あるお寺がそのまま
高い壁、家々の格子、漆喰壁に長屋門
路地からひょいと・・・町娘や丁稚さんが出てきても不思議はない

このお屋敷も百三十年の時が。そして見事な赤松の木も同じ時を刻んで
通りを歩く人々の変わりようを、じーっと見てきているのでしょうね。


町の高台に建つ「西方寺」
観音堂「普明閣」は京都の清水寺を模して作った舞台が。
いい風が!ここに座り込んでいると時が停止しているような感覚に。
町を一望できる気持ち良さも味わっていました。


下の通りへと戻り、さあ!お昼ご飯にしましょ!
美味しい「お蕎麦屋」さんがあるのですって。
江戸末期の酒造を開放しての「酒造交流館」の中だそうですよ。


小さな町です。きっと。 大きな豊かな情感が流れています。

大小路だけではなく、路地から路地へともっと歩いてみたい
ガイドマップを見ていたら、見逃した場所、路地裏がたくさん!!
近くには、古墳群も竹林も瀬戸の島々を一望の山もあるのですね・・・・

もう一度、訪れたくなる町でした。 安芸のたけはら


山道を進み、お寺へと

そのお寺は、私鉄の最寄駅から歩いても3〜40分ほどの場所にあるのです

それを・・・山の中の道や、木々が茂り、鳥の声も聴きたくて
一つ先の駅からのコースを敢えて歩くことにしたのです。
いえ! 山道と言ったって高い山でも、危険な山でもないの
と、途中まではそう思っていたのですが・・・

まずは、せせらぎに沿った岩だらけの道を登りますよ。


この岩場を登り切れば「水舞台」という、静寂!を感じる水面の場所に
途中には、小さな野の花やササユリが出迎えてくれていました。


鳥 た ち の 囀 り が 聞 こ え て い ま す

風 の 音 だ っ て 聞 こ え て い ま す

なのに水面は微動だにもせず・・・
ほんとうにね、水を張ったような気が、その上を歩けるのではと思うほど
一人で立つ水際。 誘われるような水面に後ずさり・・・

もう少し山道を歩けば「睡蓮池」へと。



この「睡蓮池」までの道では、散策を楽しんでいる方々と出会ってはいたの
家族連れや、ご年輩の二人連れですとかと「こんにちわ!」って。

池から横の山の坂道に入った途端に・・・だあれもいない!
ん!? 携帯電話も圏外ですか!? 私、一人なのですね。

ケヤキの林を抜けていきます。

そして、いよいよ目指すお寺「獅子窟寺」へ向かう山の小道に向き合って
えっ! えっ!この急傾斜の険しい坂道を? 下りていくのですか!?

たしかに・・・お寺へのコースを教えてくださった男性も、
途中で出会った中年のご夫妻も、同じことを仰っていた。

「一本道ですから、迷うことはないと思いますが
とにかく狭くて急で険しい山の下り坂。注意をしてくださいよ」

でもね、まさかここまでとは・・・誤算でした!
私はトレッキングシューズでもスニーカーでも無く、散歩用の靴なのです。
よぉーし! 意を決して、注意しながら下りますよ!

写真ではどれほど急か、険しいかは実感できませんよね。
右側の巨石、足場が刻まれて登れるのです。
きっと眺望も良いのだろうとは思うし、
いつもなら登るところなのですが・・・ここまでで膝がガクガク
誰かが一緒ならともかく、一人では向こうに落ちても・・・・で、パス!

木々が途切れた崖の上からは、こんな眺めも楽しめて(一息!)

崖下を覗きこんだときに、あーーーって。 デジャブです。
このオレンジ色の塊・・・以前、どこかの山に入った時に見つけたのです。
なにかしら?? で、山を下りてから地元の方に写真を見せて伺ったのです。
「キノコ」だそうです。 でも、毒があるとかないとか・・・あやふや。

まだまだ険しい坂道を恐る恐る下ること数十分。
こんな山道がお寺の参道だなんて・・・ふと眼の先に赤いモノが。
もうすぐかもしれません!! 崖の上や山道の端に石仏が!
おー あちこちに赤い前垂れをした石仏が並んでいます
それなのに・・・もっともっと下り坂道が続いているなんて。まだ?

やっと着きました!! 「獅子窟寺」に着きました!!
ケラケラと笑っている膝を休めるのに境内のベンチに座り込みです。
ここから私鉄駅までは、もうちょっと。


最後にもう一つの誤算!! うわぁー!!ですよ。
駅からの参道だって急坂! 急勾配!! しかも長い!!
転がった方が楽かも・・・の思いで重い足を坂道へ。
駅に着いたら、まずコーヒーショップへ! アイスコーヒーを!

最 後 の 大 番 狂 わ せ !!

駅にはコーヒーショップはおろか、コンビニすらなかったのです!!

すご〜い道を歩いてしまいましたが、素敵な気持ちの良い一日でした。

尾根替わり?の長い吊り橋

全長280m 高さ50mの木床式人口吊り橋は

この山から、あの山へと、尾根のような吊り橋なのです。

夏日の熱い日でした。
木々の間を歩いたら、きっと気分も、身体も涼しいかも・・・出かけてきました。

登山というには烏滸がましく、ウォーキングにしては体力も使う小高い山。
目指すは、「星のブランコ」と呼ばれる吊り橋に森林浴をかねて。

最寄駅から川沿いの道を山の入り口まで歩くのです。
川の名前は「天の川」。この日は地元の「七夕祭り」が催されるようで
駅前広場から川沿いまで、大きな竹笹に色取り取りの短冊飾りが並び
屋台の準備の真っ最中。かなり、大掛かりみたい。

七夕飾りに見送られて、では山道へと入りますね。

ずーっと登り道。 水車が見えてきましたが・・・・
水辺にあるわけではなく、休憩場所のモニュメントのようです。
櫓で組まれているのは、木製の歩道。この歩道を歩くのです。



ふぅー!! 小屋のある広場に到着。

ここには、本格的なクライミングウォールが整備され
クライマー達の練習場にもなっているのだそうです。
この日も数組のクライマーが練習に励んでいましたが・・怖そう!

小屋で一休みをした後に、いよいよ「星のブランコ」の吊り橋へと。
いきなりの登りの坂道ですか!! 急な階段ですか!!
途中で何度か立ち止まっては、深呼吸!
後ろから登ってきた20代前半くらいの女性二人に
「お先にどうぞ!」と、声をかけたのですが
「いいえ!追い越せないですぅー!息切れしてますから」って。

山の頂上にたどり着いて、平らな山道を200mほど進んだときに
見えました!! 吊り橋です!! すご〜い長い!!



前の方を歩いている豆粒のような人の姿、わかります?

吊り橋の中央から撮った左右の山々の眺めと、真下の樹木の海です。


渡り切った山の頂上には展望台があるとか、山道をさらに登りましょ。

下に広がる街並みと、ほら!渡ってきた吊り橋も見えています。

この頂上には、数組の先客が。む、むっ・・・一人は、私だけ?
若い男女の二人連れのカメラのシャッターを押してあげたことで
眺望を見ながらのお喋りをしていたのです。
この頂上から山を下りるのには3コース。来た道を戻るか
右側の急斜面を下るか、左側の比較的緩やかな坂道か。
彼は一度、右の急斜面を下り懲り懲りしたとのことです。
で・・・私は、その懲り懲りを味わってみることにと、右側の道を。

シダの群生が青々と美しい! でもすごい! 急階段の坂道!!
ただひたすら下って、下って・・・・・
立ち止まると、膝が震えているのがわかります。

少しなだらかになった坂道の向こうから人声が。
あー ここで合流をするのですね。別の道を下ったカップルと再会です。
側には冷たそうなせせらぎが流れていたので、手を浸そうとしたら
彼が言うの。この先に足を浸せる場所があるから行きましょうと。


連れてきてもらった場所。ちゃんとベンチまで!!
「足湯」ならぬ「足水」。3人で競うかのように靴を脱ぎ捨て
水の流れに足を。 き、きもちが良いです!!
汗がスーッとひき、足の疲れが消え去り・・・・

動くのが嫌になるほどの快適な「足水」

でもね・・・まだ、駅までの道のりを歩かないと。

未練を感じつつ、彼らと「さようなら!」して再び山道を。

思い返す紅葉の宇治

街路樹も、公園の木々も、あの紅葉した葉が風に舞っています。
もう・・・初冬。 でも、あの美しい色彩を今一度。

宇治川周辺というよりは、どこよりもいち早く葉を黄金色に染め上げていく
川沿いの大銀杏。そして、辺りが色づき始めた時には
大木の下は黄色に埋まるのです。

この黄色の葉が落ちてしまうと、宇治川はモミジの赤に染まっていくのです。


いつもは川沿いの道を歩くのを、今回は「源氏ミュージアム」から。
朱赤、橙、桃色までも!! 緑色も交えた美しい彩の木が。
水に映る紅葉にも、惹きつけられてしまいました。


あっ!! お庭には紫式部の小さな粒々の紫も、どっさりと植わっていますよ

ミュージアムの後ろ側の坂道を登り展望台へと。
展望台の東屋の周辺にも何本かのモミジの木々が真っ赤に!
ここから反対側の山道を下っていくと「興正寺」へ。
「興正寺」は、お寺や境内のお庭もですが
川筋から続く参道「琴坂」が新緑、紅葉とも人気スポットなのですよ。




見上げる紅葉の見事さだけではなく
足元を見れば、また趣いっぱいの染まった落ち葉が。


宇治川を挟む山並みも、ほら!別の顔を見せ始めています。

もうちょっとしたら・・・・すっかりと山の色も変わるのですね。


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